東京マルイ MWSロアレシーバー分解 方法を解説
メンテナンスやカスタムのはじめの一歩は分解から始まります。以前の記事ではアッパー周りの分解方法をご案内致しましたので今回は MWSロアレシーバー分解 の方法を解かりやすく解説します。
尚、今回はトリガーボックス(ハンマーユニット)の取り出しは行いません。トリガーボックスの取り出し方法はまた別の過去記事をご覧下さい。
東京マルイ MWS/BLOCK1 ハンマーユニットの取り出し分解方法
分解の準備
まずはテイクダウンピンを抜いてテイクダウンを行い、そのあとピボットピン(フロント側のテイクダウンピン)も抜いてアッパーレシーバーとロアレシーバーを分けます。MWSのテイクダウンピン、ピボットピンは電動ガンの様にすっぽ抜けず、デテント(フレームピンストッパー)によって本体に保持されます。
ロアレシーバーとアッパーレシーバーの分解が出来たらリコイルバッファーとリコイルスプリングを取り出します。
バッファーストッパー(リテイナー)を押し下げるとリコイルバッファーとスプリングが取り出せます。勢いよく飛び出すと危険ですので、バッファーを手で押さえながら行ってください。
MWSロアレシーバー分解
レシーバーを上下分割してバッファー&スプリングの取り出しが完了したら、早速 MWSロアレシーバー分解 をはじめていきましょう!
まずはバッファーチューブを取り外します。バッファーリング(キャッスルナット)をM4系レンチを使って緩めます。
お勧めのレンチは下記の商品です。
ORGA 鋼鉄バッファーリング レンチ
LAYLAX 次世代M4 レンチ 東京マルイ M4各種
バッファーリングを緩めたらエンドプレ-トを後方にずらします。
この時、フレームピンストッパーSP(デテントスプリング)が飛び出してくるので、エンドプレートに引っかけて曲げたりしない様に注意しながら、バッファーチューブを反時計回りに回転させて取り外します。
バッファーチューブを取り外したらフレームピンストッパー、フレームピンストッパーSPを抜いてテイクダウンピンを取り外します。
続いてグリップを外します。グリップ内部のM5ボルトを六角レンチで緩めればグリップは簡単に外れます。
グリップを外した時にロアレシーバー側にナットが入っているので紛失しない様に気を付けてください。
セレクターレバーも外していきましょう。セレクターレバーやマガジンキャッチはあまり順番は関係ありませんので、最初に取り外す事も可能です。
セレクターを外す前に、ハンマーが起きている場合は押し下げて下さい。
セレクターレバーをSAFEとSEMIの中間に合わせます。
セレクターレバーシャフトを反対側から押して、セレクターレバーを回しながら抜くと外しやすいです。
最後にマガジンキャッチを外します。
マガジンキャッチボタンを押して反対側のマガジンキャッチ本体を引っ張りながら回すと外せるのですが硬くて少々大変です。
そこでマガジンキャッチボタンがもう一つあればボタンの上にボタンを重ねて押しますと簡単に回す事が出来ます。
いかがでしたでしょうか。今回の MWSロアレシーバー分解 の解説はここまでとなりますが、冒頭でご紹介したハンマーユニットの取り出し方法と併せてお読み頂ければ、ご自身でのメンテナンスやお好みのカスタムトリガーへの交換も簡単に行っていただけると思います。
トリガーユニットについてはサードパーティー製も充実しており、トリガーのデザインだけでなくトリガーフィーリングも変わり、なかなか面白いカスタムが可能です。
また、純正トリガーユニットを部分的にカスタムすることもできますので、トリガーユニットの分解についてはまた別途、記事にしたいと思います。